thai2english の珍訳 (2)
友人からのメッセージ
เดินทางกลับบ้านอย่างปลอดภัยนะคะ
thai2englishで翻訳してみると、次のようになりました。
翻訳された英単語をつなげて文章にします。
travel to return mad free from danger
return mad とは一体どういう意味?
と尋ねたくなります。
ここで、タイ語の文章をよく見ると、
บ้าน (家の意味)が บ้า と น に
分解されたのが原因のようです。
そこで、บ้านの後にスペースを入れて、
もう一度、thai2english で訳してみました。
เดินทางกลับบ้าน อย่างปลอดภัยนะคะ
翻訳された英単語をつなげて文章にすると、
travel to return home free from danger
となって、mad が無くなりました。
すなわち、「帰り気をつけてね」
という意味のメッセージです。
なぜ บ้าน(家)という基本的な単語よりも、
บ้า(狂った)という単語が優先されるのか、
理解に苦しむところではありますが、
thai2englishのクセとして理解しましょう。
thai2english の珍訳
ผมจะไปกินชาบูชิ
を thai2english で翻訳すると、
I will go to eat to numb exclamation of anger.
"numb exclamation of anger" って何?
意味不明です。
食べに行く(ไปกิน)の目的語の
"ชาบูชิ" を google で検索すると、
ShabuShi という外食チェーンであること
がわかります。
実は、私は "ชาบูชิ" という語に初めて出会った時、
今回紹介した珍訳(numb exclamation of anger)
のせいで、話について行けなくなったのでした(笑)
ShabuShi は、しゃぶしゃぶと寿司が食べ放題で、
日本の回転寿司のようなスタイルのお店ですが、
ベルトコンベアに乗って回ってくるのは、
寿司ではなく、しゃぶしゃぶの具材です。
寿司はビュッフェ形式になっていて、
席を立ってとりにゆきます。
今ではすっかり好物になって、タイへ行くと、
必ず食べに行くようになりました。
thai2english は、時々、面白い翻訳を出力してくれます。
気づいたらまた紹介していきたいと思います。
ウボン県の洪水
ウボンラーチャターニー出身の歌手、ターイ・オラタイ(Tai Orathai)のFacebookの投稿から、その一部を引用して、翻訳してみました。
【原文】
ต่ายขอส่งแรงใจให้พี่น้องที่กำลังประสบกับอุทกภัยในหลายพื้นที่ รวมถึงอุบลฯบ้านเกิดของต่ายด้วยค่ะ..ขอให้ทุกคนยิ้มรับกับทุกสถานการณ์นะคะ ^_____^
【Faccebookの翻訳(by Being)】
強度、ウボンとタイ人の故郷を含むいくつかの地域で洪水が発生し
なんとなく意味はわかりますが、同じ文章を thai2english でも翻訳してみました。翻訳結果から、英単語をつなげて文章にしたのが次です。
【thai2english】
Tai would like to send inner strength gives relatives who face with flood in many floors center reachs u-bon homeland of Tai as well.
Request everyone smile to receive every situation.
彼女の故郷であるウボンラーチャターニーで発生している洪水に遭われた方を元気づけるメッセージであることが、わかります。
タイでは雨期になると、毎年、洪水が発生します。