thank youを翻訳すると…
Google翻訳(日本語⇒タイ語)で、「ありがとう」をタイ語に翻訳すると、
ありがとう ⇒ ขอบคุณ (コップクン)
男性の場合は ครับ(クラップ)
女性の場合は ค่ะ(カー)
を語尾に付けて、それぞれ、
ขอบคุณครับ(コップクン・クラップ)
ขอบคุณค่ะ(コップクン・カー)
となります。
Google翻訳(英語⇒タイ語)でも、
Thank you ⇒ ขอบคุณ (コップクン)
と同じ結果になります。
しかし、"Thank you" の先頭の文字(T)を小文字(t)に変えると、あら不思議、
thank you ⇒ ขอขอบคุณคุณ(コー・コップ・クン・クン)
と変な訳になります。
Google翻訳のクセを理解するのも面倒なので、ぼくは、挨拶のような基本的な表現は、Evernoteにリストを作成しています。
PC、iPhone、タブレットなど、どのデバイスからでも、Evernoteを開けば、必要な表現をコピペすることができるので大変便利です。
タイ語独習コンテンツ
このブログでは、「読む」「書く」に特化して、アプリを使ったコミュニケーション術を紹介していますが、日本人にとってタイ語で一番難しいのは「音」です。
英語・中国語・ハングル・イタリア語・ドイツ語・フランス語・スペイン語・ロシア語・アラビア語・ポルトガル語は、NHKで語学番組が放送されています。
しかし、残念なことに、タイ語はNHKの語学番組がありません。
正確には、2009年の4月と5月に『NHKテレビ アジア語楽紀行 旅するタイ語』という番組があっただけです。
語学番組に代わる教材としては、大阪大学世界言語研究センターが作成した外国語独習コンテンツのひとつである、『タイ語独習コンテンツ』がオススメです。この内容の講座が無料で公開されているのは驚異的です。
多くのタイ語の教科書では、タイ語の発音がカタカナで表記されています。
例えば、タイ語独習コンテンツの第1課のダイアログに出てくる文章:
ใช่ค่ะ คุณเป็นคนจีนใช่ไหมคะ
をカタカナで表記すると、
チャイ・カー クン・ペン・コン・チーン・チャイ・マイ・カー
ですが、実際にダイアログを聞いてみると、カタカナ表記とは違って聞こえることに、驚かされます。例えば、ใช่ が、シャイと聞こえたり、チャイと聞こえたりします。しかし、タイ語では同じ音なのです。
ある意味、当たり前なのですが、「タイ語の発音はカタカナでは表すことができない」という結論に、思い至ります。
実は、タイ文字は表音文字であり、タイ文字を学習することは、タイ語の発音を学習することでもあるのです。