タイ語超入門 〜翻訳アプリ利用術〜

タイ語翻訳アプリを利用して、タイ語でコミニュケーションする方法

iOS7のキーボード

タイ文字を入力するキーボードは、iPhoneを推奨していますが、iOS 7になって、文字が細くなり、さらに見やすくなりました。キーボード上の位置を記憶するまでは、はっきり見えた方が使いやすいです。

 

 

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iPhone / iOS7のキーボード:紛らわしい文字を楕円の色でグループ分けしました 】

 

thank youを翻訳すると…

Google翻訳(日本語⇒タイ語)で、「ありがとう」をタイ語に翻訳すると、

ありがとう ⇒  ขอบคุณ (コックン)

 

男性の場合は ครับ(クラップ)

女性の場合は ค่ะ(カー)

を語尾に付けて、それぞれ、

 ขอบคุณครับ(コッン・クラップ)

ขอบคุณค่ะ(コッン・カー)

となります。

 

Google翻訳(英語⇒タイ語)でも、

Thank you ⇒  ขอบคุณ (コッン)

と同じ結果になります。

 

しかし、"Thank you" の先頭の文字(T)を小文字(t)に変えると、あら不思議、

thank you ⇒  ขอขอบคุณคุณ(コー・コップ・クン・クン)

と変な訳になります。

 

Google翻訳のクセを理解するのも面倒なので、ぼくは、挨拶のような基本的な表現は、Evernoteにリストを作成しています。

 

PC、iPhone、タブレットなど、どのデバイスからでも、Evernoteを開けば、必要な表現をコピペすることができるので大変便利です。

 

タイ語独習コンテンツ

このブログでは、「読む」「書く」に特化して、アプリを使ったコミュニケーション術を紹介していますが、日本人にとってタイ語で一番難しいのは「音」です。

 

英語・中国語・ハングル・イタリア語・ドイツ語・フランス語・スペイン語・ロシア語・アラビア語・ポルトガル語は、NHKで語学番組が放送されています。

 

しかし、残念なことに、タイ語はNHKの語学番組がありません。

 

正確には、2009年の4月と5月に『NHKテレビ アジア語楽紀行 旅するタイ語』という番組があっただけです。

 

語学番組に代わる教材としては、大阪大学世界言語研究センターが作成した外国語独習コンテンツのひとつである、『タイ語独習コンテンツ』がオススメです。この内容の講座が無料で公開されているのは驚異的です。

 

多くのタイ語の教科書では、タイ語の発音がカタカナで表記されています。

 

例えば、タイ語独習コンテンツの第1課のダイアログに出てくる文章:

 ใช่ค่ะ คุณเป็นคนจีนใช่ไหมคะ

をカタカナで表記すると、

チャイ・カー クン・ペン・コン・チーン・チャイ・マイ・カー

ですが、実際にダイアログを聞いてみると、カタカナ表記とは違って聞こえることに、驚かされます。例えば、ใช่ が、シャイと聞こえたり、チャイと聞こえたりします。しかし、タイ語では同じ音なのです。

 

ある意味、当たり前なのですが、「タイ語の発音はカタカナでは表すことができない」という結論に、思い至ります。

 

実は、タイ文字は表音文字であり、タイ文字を学習することは、タイ語の発音を学習することでもあるのです。